認知症、主治医が見つかる診療所9/28,認知症と戦う神奈川県のご夫婦

主治医が見つかる診療所9/28では、認知症の予防、治療法として、まずは回想法が紹介されました。それは、昔の記憶を呼び起させることで脳の活性化を促すというものでした。そして、次は、実際の認知症と向き合っておられるご夫婦の紹介でした。

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ケース1神奈川県のご夫婦、73歳女性の場合

神奈川県のご夫婦。奥さんが65歳の時アルツハイマー病と診断されたのだそうです。

最初の症状は、勤めていたデパートで、計算を良く間違えるようになったことなのだそうです。そのうち書類に住所を書く時もわからなくなり、これはおかしいと病院へ連れて行って認知症と診断されたのだそうです。

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最初のうち、さほど深刻には受け止めなかったのだそうですが、どんどん症状は悪化したのだそうです。

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そして、ついには深夜に突然家を抜け出して徘徊しはじめたりしたそうなんです。これはもう大変です!実は知人のお母様がこんな感じなので、本当に他人ごとではありません!介護している人にはすごい負担になります。

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徒歩40分・・・でもコンビニで保護されて良かったともいえると思います。知人の場合、夜中に2時間も事故にあうといけないからと後ろを着いて歩いたりしてたそうです。なんでも、そこで止めるのは良くないと医師に言われたとかで。もちろん昼間は働いてる知人なので、本当に毎日大変だと言葉もないくらいです。

田島さんのご主人は、夜中の徘徊予防に、普通のカギではドアを開けて出ていってしまうということで、簡単に開けられないように、チェーンを束ねてダイヤル式のカギをかけたんだそうです。

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暴力を振るったり、バスの中でとんでもないことを言うようになって、「おれの人生終わったな」と思われたそうですが、でも、覚悟を決めて介護をすることにしたのだそうです。

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すばらしいご主人ですね!

散歩は日課。ひきこもると症状が悪化するので外へ連れ出すようにしているのだそうです。また、直前のこともすぐ忘れ、ご主人のことも忘れてしまうこともあるので、そんな時は、昔の若いころの写真を見せると分かってくれるのだそうです。

外出したり、デイサービスで楽しいことをするようになってからは、暴力などはなくなって落ち着いてきてるのだそうです。少しずつ良くなってきてらっしゃるんですよね。良かったです。

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認知症と向き合っていく場合の重要なこと

楽しいことを認知症患者にさせることは本人にとっても家族にとっても重要と先生もおっしゃれれてましたね。

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そして、田島さんは、最初は自分が看るしかないと思ったけど、できるだけ周囲の人の力を借りる。恥ずかしいことじゃない。とおっしゃっておられました。

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そうですね、認知症だということを隠して家に引きこもっていれば、ますます認知症が進むと説明もありました。介護する側の負担が少しでも軽くなるよう、そして認知症も軽くなるよう、外に出て人とのふれあいが大切ですね。

本当にいろいろ考えさせられました。

→つづきはこちらです

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