ドラマ・スペシャリスト第5話・あらすじと感想(ネタばれ)。草ナギ剛さん扮する冤罪で10年服役した刑事の宅間善人クンのドラマ。今日はそのスペシャリスト5話目。映画の試写会中に起こった人質事件に宅間くんが巻き込まれてしまうんですね。でもって、犯人から不可解な要求が。そこから宅間クンの受刑者時代の“ある真実”が暴かれてしまう・・・・らしいんですよね。
ドラマ・スペシャリスト、第5話、あらすじと感想(ネタバレ)
初めから事故現場。しかも白骨?お墓での暴いてる_・・んじゃないですよねー?
と思っていたら、タクマくんの部署に変わって、防犯アピール劇の真っ最中?
映画試写会の招待状…怪しいぞ?
身に覚えのない映画試写会の招待状が宅間クンのところに送られてきたんですね。非公開のプレミアム映画のチケット。そして千波さんが主演の藤村氏のファンのようで強引に宅間くんについていくんですよね!でも、出かける前に、なにか感じたみたいな宅間クン。これからできる事件を察知してたんでしょうか?
そして、映画がはじまったと思ったら、突然真っ暗に。そして、スクリーンには謎の数字。
再び明るくなると、客席の一人が死んでいた・・・・。
事件発生!その人の席の下には毒ガス発生装置が!!
映画館は大パニック
ドアを開けたら全員死ぬとスクリーンに映し出される。ドアに押しかけていた客は、千波さんの「開けちゃダメ!」という声で直前でストップ。
ほっとしたものの、ピンチであることには違いない。
場内では、通話抑制通知が働いていて形態もつながらない。
大丈夫だよ、助かる道ならちゃんと残ってる
パニックになってるみんなの前で、毒ガスの装置を持って大丈夫とか言って、毒ガス装置に、スクリーンに映った数値を入力してしまう。勿論、その数字が解除キーであるわけではなく、残2回と表示されてしまう。
犯人は監督?
宅間クンが藤村氏のマネージャーを問い詰めると、何度も脅迫文が届いているという。きづくと、監督がその場にいない。
犯人は監督に違いない、そう決めつけるマネージャー。
ちょうどそのころ千波さんが忘れた携帯を届けに映画館にやってくる。一時は、場内用アナウンス?と防犯用カメラに向かって宅間くんたちが合図することによって、連絡することができるとほっとしたものの、補助システムの装置がダウンしてしまい、最初に戻ってしまう。
監督は試写室の外ですでに死亡
犯人に違いないと目星をつけた監督がすでに殺されていたことが、補助システムがダウンする前にわかった宅間たち。でも、宅間くんは、最初から監督じゃなかったと分かっていたみたいです。さすがというか、じゃ、なんとかしてよ、といいたくなるんですけどね。
犯人に取ってこの犯行はゲーム
出ました!宅間くんの塀の中で身に着けた犯罪心理の披露。犯人はこの中にいるという宅間クン。みんなそれぞれ疑心暗鬼に陥るものの、そこはまた宅間クンの指図で落ち着くんだけど。
一番騒ぎがよく見えるベストポジション
いたずらするときは、いちばんよく見えるポジションにいたと言って宅間が指さした先には、劇場の係員。そして、見慣れたケガ(だったかな?)を見て、同じ刑務所にいた人物だと思い出したようです。
応募したはずもないのにこの試写会に招待された宅間。この事件を起こしたのは、絶対宅間クンに関係あるんじゃないかな?と思いながら見てるのですが・・・やっぱり劇場へ向かう前、ちょっと考える風だったのは、予感してた・・ってこと?
必要なことをズバッといわずに回りくどい言い方をするから、やっぱり宅間くんってつかめないですねー。
「最初から狙いは俺だったんだよねー、元刑務官のマタベさん。」とその男に声をかける宅間くん。チケットを送ったのもそのマタベさん。
正体を現すと同時に脅す元刑務官
宅間くんへの逆恨みだったみたいなんですね。刑務官時代、自分の不正が受刑者にばれ、脅されて暮らしていたところを、守ってくれた受刑者がいたらしいんですよね。で、その元刑務官を守っていた受刑者の不正を暴いたことから、また守ってくれる人がいなくなり、またしても、受刑者たちからいじめられるようになって、すべてを宅間クンのせいにして生きてきたってかんじですね。
ゲームに勝てるなら死んでもいい
毒ガスの解除が果たしてできるかどうかという命をかけたゲームに宅間クンを招待した、ということでした。
逆恨み・・・怖すぎ。
でも、宅間クンは、そのときの受刑者番号かも?とひらめいたようです!いけるかな?解除でき・・ますよね?だって主人公だもん(笑)
今日も宅間くんの一人舞台。でも、さすがに今日は緊張してるみたい。
そして、受刑者番号を入力したけど、違っていた。あと1回しか番号はいられない。
一つの犯罪に2つのルールなんて存在しない
そう言いながら、宅間の脳裏にひらめいたことは・・・今回の事件にはルールが2つある!
残り一分を切る!
そのとき宅間がひらめいた!!
そして、アンロックに成功!残り28秒くらい・・・だった?
キーワードは
I am a looser.(私の負け)
宅間クンの口から出たその言葉を聞いて、うれしがる元刑務官マタベ。でも、そんなマタベに宅間くんはこういった。
「犯罪に勝ち負けは関係ないし。悪いけど君、単なる脇役だし。」
今回の事件を仕組んだ影の真犯人
なんと、そこに殺人事件の真犯人がいたんですね、しかも主役の藤村氏。自供の冒頭で出た白骨体。その人物を殺害したのが彼だったんですね。しかも今回のこの事件を仕組んだのも藤村氏で、宅間クンをターゲットにして大量殺人ができる場所を探していたマタべ元刑務官を犯罪ネットで知って、彼を使って騒動を起こした。
影の真犯人の後ろの真犯人
映画を最後まで見て、白骨死体の人物を殺したのは、藤村氏ではなく、その映画で共演していた女優、月子をかばって、今回この騒動を起こしたという推理に至る。それは映画の後半、その月子さんが利き腕を全く使わなくなったことから、けがをしていたのではないかという推測からでた結論。
犯人は斜め右にいる
そこまでは追究する気はなく、そんなことを言って劇場を出る宅間くん。うーん、めでたしめでたし?このパターンでは真実は追究しなくていいということ?・・・・・まー、私もそれでいいと思うけど。
今日も、大どんでん返し。いつものとおり、裏の又裏のまた裏?。いつも練ってありますねー。次も楽しみです。
ドラマ・スペシャリスト、5話の事件概要
今回の事件は2つ。1つは、劇場での宅間くんを含む招待客毒殺未遂事件。もうひとつは、番組冒頭に出た「白骨死体」の殺人事件ですね。
そして、当然のごとく、まずは、現在起こっている事件の犯人の割り出しになったわけです。
事件1・今劇場で起きている毒ガス監禁事件
その犯人は、宅間くんが昔収監されていた刑務所の刑務官。その刑務官は、煙草を欲しがった収監者にたばこを施すかわりにいじめてたんですね。靴を舐めろとか。で、それを収監者のボス格に見つかったのか、そのいじめられていた収監者がちくったのか、わからないですが、元刑務官を服務規程違反だとゆすったわけです。殴るけるの暴力で。もちろん今度は自分が靴をなめさせられたりしたんですね。
で、そのボス格を抑えられる囚人の提案で、要求する情報を渡すことを条件に、自分を揺すり、殴るけるの暴行を加えていた囚人たちから守ってもらったわけです。
ところが、彼をいじめていた囚人たちを抑えられる、元刑務官にとって守り神の存在だった囚人は、宅間クンの報告で、不正が確認されてしまって、他へ移されたかなんかで、いなくなったわけです。
困ったのがその元刑務官。困ったなんてもんじゃありません。守り神がいなくなったものだから、再び彼に対する暴力は再開。そんなとある日、食堂で、殴るけるでいじめられていた近くのテーブルで、食事をしながら仲間と笑っている宅間クンがいた。そこから逆恨みが始まったんでしょうね。
なので、関係のない人たちも巻き添えにしての殺人ゲーム。
3回入力できることになっている毒ガス解除コードを失敗すれば、宅間クンの負け。
無事、正しい毒ガス解除コードが入力されて、システムが止まれば、宅間クンの勝ち。
犯人は、どっちを取っても宅間クンの負けにしたかったんですねー。
なぜかというと、解除コードを3つとも間違う、あるいは、コードが分からずタイムオーバーで毒ガスが発生してしまうということは、知能性で宅間クンの負けになるのですが、たとえ正しいコードが入力されて解除されたとしても、そのコードは「I am a looser.(私の負け)」という言葉なので、宅間クンが負けを認めたことになる・・・・と。
おかしいですよね、その元刑務官の頭はどう考えても狂ってます。「私の負け」とつぶやきながら入力したって、それが負けたという意味であるはずないのに。
ということで、1つ目の、今起きている事件が落ち着いたところで、宅間クンが犯人である元刑務官に言った言葉が「犯罪に勝ち負けは関係ないし。悪いけど君、単なる脇役だし。」
事件2・白骨死体殺人事件
これは、今回の試写会で上映される「火事に合って日の目を見ないで終わるはずだった映画」に実に密着してたんですね。
毒ガス事件が解決したあと、宅間クンは、その映画の主役である藤村氏が座っていたイスの下から防毒マスクを取り出します。そして追求していくんですね。
結局、藤村氏が、ネットで見つけた犯罪サイトの掲示板に、「毒殺用の場所を探している(概略)」と書いた元刑務官に目を付けたわけです。
で、上手に誘って、それを実行させた、いわば、影の主役!今回の毒ガス事件の真犯人は藤村氏?と思いきや・・・宅間クンは、白骨死体と結びつけて考えていたんですね。
「せっかくだから映画の続きをみましょう」
招待客を避難させたあと、残った藤村氏と一緒に見るわけです。
その背景には、藤村氏と試写会での映画が関係してきます。その映画で共演した女優さん(月子)には、彼女を悩ませる男がいたわけです。いわゆるヒモですね。で、白骨で見つかった死体がその男なわけです。
今回映画が上映されることで、自分の犯罪が明るみに出ることを恐れて、藤村氏は、元刑務官を使って毒ガス騒動を起こしたわけです。
一時、犯人では?と思われた監督さんも、今日の試写会がきっかけで藤村氏の過去に気付いたから殺されてしまったんですね。
で、ついに、「恩人である月子を苦しめる星野が許せず、殺害して撮影現場付近に埋めた」と藤村は自供し、連行されていくわけですが・・・・・
映画を見直した宅間クンと千波さん。
ふと、共演者である女優の月子さんが右利きにも関わらず、右手を動かさないことに気づくんですね。
「月子は、星野を殺害した時に右手を怪我したのかも。藤村は、彼女の罪を隠し、自ら罪を被ったんじゃないかな」
ということで、真犯人は、月子さん、でいいのでしょうか?
でも、宅間クンも千波さんも、それは追求しない・・・みたいですね。すでに亡くなってる人だから?藤村氏の彼女に汚名をきせたくないという気持ちを汲んででしょうか。犯人ではないのに、本人がかぶる心づもりだからそれでOK?……うーん、まー、OKにしてしまいたいですが、なんでしょー・・・・いいのかな、それで?
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