ドラマ・スペシャリスト。冤罪で10年間服役し、その服役中に犯罪に関しての特殊能力を身に付けた犯罪心理のスペシャリストである草なぎ剛さん扮す る宅間善人が難解な事件を解決していくというドラマ。1/28、テレ朝系で放送されたその第3話「時効寸前!殺人罪を消滅させるトリック!?悪女の復 讐!!」の簡略あらすじと感想 です。
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ドラマ・スペシャリスト第3話あらすじと感想
今回は、同じ部署の女性警察官である 我妻 真里亜さんの過去に関連した事件でしたね。で、事件発生のきっかけは、昔真里亜さんの家庭教師をしていた女性の姿が、動画に写っていたことで、その女性 は、真里亜さんのお父さんが亡くなった事と何か関係があるらしいということなんですね。
公安から盗み出した事件ファイル
そ れが、真里亜さんのお父さんが亡くなった時の事件だったんですね。そして、そのファイルに、お父さんとその女性が一緒に写っている写真が挟まっていて、運 よく(?)そのファイルを真里亜さんさんが書庫で見つけて持ってきたときに、パソコンの画面には、その女性が写っている動画が流れていた・・・と。
あまりにもタイミングが良すぎ・・・そして、真里亜さんは、あわてて外に出るんですが、タクマはその一部始終を部署の片隅にあるソファに横になって見ていたんですよね。毛布だか上着だかをかぶったままで?
それって、普通なら、追いかけて落ち着かせるのが同僚だと思うんだけど、で、結局、その女の罠にはまり、時限爆弾をしかけられた倉庫に閉じ込められてしまった真里亜さんが写った動画が、部署内の真里亜さんのパソコンに写されて慌てるという展開。
真里亜さんのおとうさんの死亡原因
事 故死とされていたお父さんなんですね。廃棄倉庫のガス漏れか何かが原因で起こった爆発での事故死。でも、事実は、違ったみたいです。真里亜さんが子供のこ ろの家庭教師である女性、彼女の大学での専攻が時限爆弾も簡単に作れてしまうという工学科で、テロ組織を一網打尽にしたいお父さんが彼女に頼みこんで組織 に潜入させていたということでした。
真里亜さんには優しいおとうさんだったようですが、女性の気持ちを利用して公安活動のパートナー、しかも相手は過激なテロリストなのに、仕事の為なら人の気持ちを踏みにじることも、危険であることも心配しないんだなーと、軽蔑してしまいましたね。
だからこそ、その女性は、仕返しをしたくて、真里亜さんを倉庫に連れ込んで、時限爆弾を仕掛け、開けると解除できるトランクと、開けると即爆発するトランクを置いて、そのまま放置して一人外に出ていったんですねーー。
お父さんが10年前亡くなった時と同じ状況にして。
裏の裏の裏?!
ところが、そうじゃなかったみたいなんですねー。お父さんは、真里亜さんと同じ状況に置かれて、トランクの選択ミスで爆発死したのではなかったことがわかるんですね。
その女性の目的は、爆弾を作るのが恐くなって最後に信管をつなげる前に、作業を放置してたんですね。で、真里亜さんのお父さんがやむなく自分でやって・・間違って爆発したのが真相という結論になったわけですが・・・。
それもその女性が自分が自由になる為に仕組んだ巧妙なトリックだったということが、タクマによって見事に見破られるわけですねー。
それには、真里亜さんが持っていた、爆発直前にお父さんからかかってきた電話。携帯電話はいいですねー、録音できるから。で、分析していって、お父さんの声に隠れていたその女性の声を見つけるわけです。
結局、殺人罪に問われることになったのですが、何はともかく、最初真里亜さんが飛び出して行った時追いかけなかったのは、もしかして危険があるかもしれないけど、事件解決の為に、一人で行動させたということなんでしょうか?
結果オーライでしたが、どうもそこが気になりました。
そ して、やっぱり女性の惚れ心は恐いですね。今回の、タイトルは悪女となってますが、悪女にさせたのは、彼女の心を踏みにじった真里亜さんのお父さんという ことになるんじゃないでしょうか。殺人罪を逃れようと策略をめぐらしたのは悪い事だとは思いますが、気の毒にも思います。
でも、お父さんをめぐっての事はまだまだ裏がありそうですね、しかも、上層部がかかわっていて、深刻、国家機密的?なような気もします。
スペシャリスト、そのほかの回のあらすじと感想
⇒ドラマ・スペシャリスト、5話あらすじと感想(ネタばれ)
⇒ドラマ・スペシャリスト、2話簡略あらすじと感想(ネタばれ)
⇒スペシャリスト …第一回・簡略あらすじと感想