ぎっくり腰って、本当に不意に痛みが走って「”イタタタタ!”もうダメ!痛くて動けない!!」となる、それはもう困った疾病です。
そんな不意に痛みが走って動けない!となった直後からでもできて、即効性のあるストレッチをこの記事でご紹介したいと思います。
実際に私がその順番でやって、ぎっくり腰の痛みを緩和させたストレッチです。
完全には痛みは無くなりませんでしたが、朝、洗濯物を干しているときにぎっくり腰になり、なんとか這って部屋に入ってゆっくりのんびりとストレッチを開始。その日のうちに動けるようになりました。
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ぎっくり腰になってしまったら、即効性のあるヒザ倒しストレッチ・3段活用
ぎっくり腰になった直後からでも、やると徐々に良くなってくるのがわかるストレッチ、それは、他の記事でもご紹介している【ヒザ倒しストレッチ】です。
同じそのヒザ倒しを、ちょっと観点を変えてするところが、今回のポイントです。もちろん、3段活用しないで、1のみ、とか1と2のみでも、ヒザ倒しは有効です。
※上の写真より両足は、もっとおしりから遠くても大丈夫です。つらくない位置でやってください。
【3段活用のやり方】
ぎっくり腰になったら…ヒザ倒しストレッチ・その1
- 仰向けに寝てください。両腕は少し広げておきましょう。
- 両足を立てます。
- 立てた両足を左右どちらかの方向へゆっくりと方向けます。
- 無理に傾けず、痛みが出ない手前くらいで止めて大丈夫です。
- 元の位置に戻したらそれを最初と反対方向へ方向けます。
この動作を、ゆっくりでいいですので、数回繰り返してください。
腰回りのつっぱりがほぐれてきたなーと感じるくらいまで、ゆっくり、のんびりやってくださいね。
「ほぐれてきた」「痛みも和らいできた」と感じたら、少し休憩をとってから、その2に移ります。
あくまで、無理はしないでください。できそうなら2をしてみる。
無理そうでしたら、その1のみにしておいてください。
ぎっくり腰になったら…ヒザ倒しストレッチ・その2
同じ態勢で、同じ動作を、今度はお尻を左右に転がすようにしてやってみてください。
ちょうどタイヤを転がすイメージでするといいでしょう。
注意するポイントは、横に倒した時、肩が上がらないようにすることです。
これを左右に数回ゆっくり繰り返し、無理がなさそうでしたら、その3に移ってください。
ぎっくり腰になったら…ヒザ倒しストレッチ・その3
今度も、その1と同じ態勢から、同じ動作をしていただくのですが、そのまえに、まず、手で骨盤を押さえてみてください。
そうしたら、骨盤を動かさないように抑えたまま、ヒザ倒しをゆっくり繰り返してください。(多少動きますが、そこは骨盤が動いていないというイメージで大丈夫です)
ヒザ倒しストレッチ・3段活用、注意点・まとめ
とにかく、無理はしないでください。倒す角度は気にせず、痛みが出る手前で止めるようにしてください。繰り返しているうちに、徐々に、可動範囲は広がってきると同時に痛みもやわらいできます。