軽いぎっくり腰と普通のぎっくり腰との原因って違うの?どうしてぎっくり腰って起きるんですか?という質問をよく受けます。
ということで、この記事では、軽いぎっくり腰・通常のぎっくり腰の原因や、治し方をわかりやすくまとめてみました。原因が違うと、治し方も違うって思われます?
Contents
軽いぎっくり腰の原因と症状。ぎっくり腰の違い
またまた現役看護師さんにお聞きして、まとめてみました。
- 軽いぎっくり腰とは、結論から言うと局所の軽い炎症です。
- ぎっくり腰とは、疲労が蓄積された場合や急に負荷がかかってしまった場合に起こる。
- 原因は、軽いぎっくり腰でも急性腰痛症でも変わりない。
- ぎっくり腰は急性腰痛症のジャンル。ぎっくり腰=軽い急性腰痛症と思ってもらって良い。
「じゃー、『軽いぎっくり腰』ってあるの?」なんて、今あなたは考えられたんじゃないでしょうか?
「軽いぎっくり腰」は、ほとんどぎっくり腰と同じ症状です。あえて言うならば…
- 「ぎっくり腰の症状が軽いので、動けなくもない。」
- 「ビキッとはこなかったけど、腰がピキッときた。」
といったとこでしょうか。
「そのまんまじゃないか!」
…って思いました?……思いますよね!!
でも、大切なことをこれから言いますので、よーくお聞きください!
ぎっくり腰の原因と症状。局所が炎症を起こしている点は同じ
軽いぎっくり腰の一番厄介な点・・・それは、、「ちょっと休めば、我慢すれば、動けてしまうこと」なんですね。
前述したように、軽いぎっくり腰とえいども、局所が炎症を起こしてしまっていることには変わりないのです。
ですので、動けるからと、頑張って動いてしまうと炎症が悪化してしまうわけです。
頑張って動かしてしまったら・・動いてしまったら・・・
その結果、さらに痛みが増してしまう可能性があるのです!
ですので、。軽いからといって動き回るようなことは、控えた方があなたのタメです。もちろん状況によっては動かざるを得ないこともあるでしょう。でも、できるだけ痛むところをかばうようにして、ゆっくりとした動作で、動かすよう心がけてください。
動けるからといって油断は禁物です!!
大腰筋を意識してください。いちばんに、意識していただきたい場所です。
あとは、足の筋肉が結構関係しています。足の筋肉といえば、大腿四頭筋ですね。ここが硬くなってくると、ぎっくり腰がおこりやすくなってくるので要注意です。普段からやわらかくして(柔軟性を持たせて)おきたいところですね。
足の筋肉は、連動して動いているのに、マッサージだと、どうしても、その場所一か所を揉みほぐしているだけになってしまいます。複数の筋肉を一気にほぐせないというのが、マッサージの難点ですね。
ぎっくり腰の原因と対処法はしゃっくりと同じ?
ぎっくり腰としゃっくりが似ているといったら不思議に思われるでしょうか?実は、そうなんです。面白い事に、原因も治し方も似ているんです。どう似ているかというと・・・・・
ぎっくり腰としゃっくりの対処法
しゃっくりを治す時、水を 「ゆっくり」「ちびちび」「少しづつ」のむと治りますよね?(他にも治す方法はありますが)。それと同じで、ぎっくり腰も、「ゆっくり」「少ない」「小さい」動きをしていくことで、治るんです!
ということで、どちらも ”「ゆっくり、少しずつ」やる” ので、ぎっくり腰としゃっくりは似ていることになります。でしょ?
ぎっくり腰としゃっくりの原因
しゃっくりは、横隔膜のケイレンだと言われています。
そして、ぎっくり腰は、腰方形筋(ようほうけいきん)や大腰筋(だいようきん)のケイレンなんです。といっても、、ケイレンではすまないくらい、激しくビキっとひきつけてしまうので、しゃっくりのようなかわいいものではないのですけどね。
なので、連動した筋肉を一気にほぐせれば、言うことなし!なのです!
連動した筋肉を一気にほぐせるストレッチ
お尻ゆるめストレッチ
お尻の筋肉を固くして、すっと力を抜くことでゆるめていくストレッチです。
ぜひ試してみてください。ただし、無理にはやらないでください。
この藤田先生のお尻ゆるめストレッチは、雑誌にも何度も取り上げられています。
あなたのぎっくり腰も、このお尻ゆるめで痛みが軽減されますように!!