NHK、Eテレのチョイス@病気になったときの放送は、日ごろの悪い姿勢が、あなたの首をストレートネックにして、肩こりや腰痛、首や肩の激痛や手のしびれまで引き起こす。それを緩和するための簡単にできる生活改善や体操などを紹介されてました。
筋膜リリースで最近あちこちに出演されてる竹井先生の登場です!
Contents
姿勢は大丈夫?
「姿勢の悪さは、背骨をゆがめ、万病の原因になる」・・・byレオナルド・ダ・ビンチ
え?ダ・ビンチってそんな言葉を残したんだ!とびっくりしました。うーん、ダ・ビンチさんも経験者でしょうか?絵描きさんも同じポーズを取ってたりしますからねー。痛みに悩まされたのかな?・・・また後日詳しく調べてみます。…検索で出てくるかな?
事務職の女性のケース
丸一日パソコンで仕事の女性。ある日の通勤時、ポケットから飛び出したものを取ろうとしたらビキッ!首に痛みが走り、徐々にその痛みが酷くなっていったんだそうです。そして、ついには、じっとしていても涙が出るほどの痛みに!
病院へ行って診てもらうと、「ストレートネック」と診断されたそうです。
原因は、普段の姿勢。つまり仕事でのパソコンを扱う時の姿勢ですね。どうしても前傾姿勢を取ってしまいますからね。…私もなんですが。なので、絶対ストレートネック+猫背です。(苦笑)
そのパソコンを覗き込むと言う前傾姿勢が、肩周辺の筋肉に負担をかけ、筋肉を固くしてしまうんですね。で、その姿勢を維持しようと頑張って、骨までそれに合わせた形状になってしまう、と。
その女性は、シップと痛め止めの飲み薬をもらって帰宅したそうです。
で、一週間くらいで一旦は痛みがひくのですが・・・・・
ある朝・・・
「!!!」
起き上がろうとしたとき、首に激痛が走ったんだそうです。
「本当に信じられないくらい動けないです」と、その女性。
「自力で頭を持ち上げることもできず、横を向くこともできない。このまま寝たきりになってしまうのではと不安だった。」
自分で置きあがることもできなくなった彼女の脳裏には、そんな考えもよぎるようになってしまったんですね。
それも当然だと思います。起き上がれないなんて・・・私がムチウチになったときと同じです!!
ストレートネックの特徴
悪い姿勢を取り続けていると、猫背になるんですね。で、顔をあげ気味。その姿勢だと後ろの筋肉がその態勢を保とうと一生懸命がんばるんだということでした。
で、結局その特徴は・・・
- あごを引きづらい
- うなずくのがツライ
- 体を横から見たとき、肩より耳が前に出ている
というような姿勢が普通になってしまうんですね。
ストレートネックには、どのくらいでなるの?
その質問には、「2,3か月でストレートネックになっていく」という答えでした。……結構早いんですね!姿勢って恐いですねー。
ストレートネックの原因
デスクワーク以外で、問題となる姿勢、つまりストレートネックになる姿勢は、スマホ、TVゲームなど。
先生は、人生の積み重ねがストレートネックにするとかおっしゃってましたが・・・「姿勢は人生を映す鏡である。」という名言がここでできました!!(苦笑)
確かにそうですねー、常日頃の姿勢の積み重ねの結果ですからね。
ストレートネックの解消方法
上でご紹介した自分で起き上がれなくなってしまった女性は、すぐに痛みを消してくれるところを探されたのだそうです。
そうしたら、ストレートネックのために硬くなっていた、首の付け根の硬くなっていた筋肉をマッサージしてもらえたそうなんです。そして、痛みの元となる悪い姿勢を治すために、自宅でもできる運動をすすめられたんですね。
ちょうど診てもらいに行った整形外科に理学療法士さんがいたからなんですね。
「肩甲骨の動きや首の動きを、患者さんに十分に理解してもらいながら体操をしていってもらう」と、千川整形外科の院長先生がおっしゃってました。
確かに理解不足だと、ちょっとやって痛みがひけば、もういいやー、で、やらなくなってしまったりしますからね。
自分でできるストレートネック解消の体操
肩甲骨を動かす体操とタオルを使った体操が紹介されました。頭と首の正しい位置を思い出させる体操らしいですね。
でも、その前に、パソコンの画面が低いようなら、本などを下に敷いてパソコンの高さを調節したり、また、肘を曲げて作業をするようにすると、腕への負担が軽くなるのだそうです。
前述の女性もまずは、最初にその指導を受けられました。
私も、さっそく、ヒジを折ってタイピングしてます。パソコンの高さは、ほぼ目の高さなのでそのままです。
ストレートネックになってしまった首の骨のカーブ自体はすぐにかわるわけではないが、前かがみが少しずつ治ってくるのだそうです。
基本的に続けていると痛みはなくなってくると説明がありあました。
薬によって抑えているわけでなく、本当に治ってきたんだと思うと、彼女も嬉しそうでした。
ストレートネックの治し方のまとめ
理学療法士のいる整形外科へ行って正しい診断をしてもらい、自分でできる体操を教えてもらって、生活習慣の改善を図ることが必要とありました。
また、理学療法士による治療は、医療保険が効くのだそう。保険が効く・・そして、正しい診断と指導をしていただける、すごく良い事ばかりですね。
ストレートネック解消体操
ストレートネックの治し方、肩甲骨を動かす体操
①両腕を肩と同じ高さで前に突き出してそのまま5秒間キープ
②同じ高さでひじをゆっくりと後ろへ引きます
出演者のみなさんも、真剣な表情でやってましたね。私も一緒にやってました。
③ひじを少し前に戻しながら両腕を上にあげます。
これを朝起きてちょっとやったり、仕事の合間に5回でもいいからちょっとやるといいそうです。1セット10回が理想。でも10日行って結構、慣れないうちはつらいような気がします。少しずつ慣らしていけばいいんですよね。
ストレートネックの治し方、タオルを使った体操
①横長に4つ折りしたタオルの両端を両手で持って、首の後ろに回します。
②斜め上に引っ張り、頭を少し後ろに倒します
④あごをのどぼとけに近付けるようにうなずきます
一つの動作を5秒かけてするのがポイントだそうです。
また、痛みを感じたら中止するようにという注意がありました。その場合は、やはり整形外科で診てもらいましょう。できたら理学療法士がいるところがいいですね。
健康骨を大きく動かすストレッチは、肩の動きや猫背をよくするそうでです。痛みを感じない、無理のない程度にやっていきましょう、ということでした。
スマホの持ち方
ストレートネックの原因であるスマホ。ストレートネックにならない正しい持ち方の説明がありました。
①肘を支えてあごと引いた姿勢でスマホを見る
②両腕を机に乗せてスマホを見る。そうすることによって肩への負担が減るんですね。
悪い姿勢が体に与える不調のまとめ
あなたは、ついつい楽な姿勢をしていませんか?
- イスの背にもたれかかる
- 猫背になっている
- 足を組んで立っている
それは、ストレートネックだけでなく、脳梗塞にもつながる事があるという説明がありました。脳梗塞・・・またシビアな病名が出てきてびっくりです!
ベストチョイスは、根本的にどこをなおしたらいいのか理学療法士に診てもらい、それに合わせた体操をしたり、習慣を治すということでした。