スーパーマーズ、2016年5月31日。火星が地球と最接近!

スーパーマーズ!2016年5月31日、火星が地球と再接近!なのでスーパーマーズとして話題になってますね。その火星は、今「氷河期から脱しつつある」という米調査がYahooニュースに掲載されたのが26日。

再接近で注目を引くことに便乗の発表でしょうか?ナイスタイミングですね!氷河期から脱出の先にどんな変化があるのかも楽しみです。

スーパーマーズ。赤い星、火星

火星

ス-パーマーズ、2016年5月31日、火星が再接近する!

火星の再接近は、約2年2か月ごとに起こる現象です。ただ、火星の軌道が楕円なので、再接近の距離はいつも同じというわけにはいかず、今回5月31日のもっとも近い距離というのが、約7500万kmの中接近になるのだそう。この距離まで近づくのは、2005年の11月以来なんですね。

大接近でなくても、中接近!天文好きの方にとっては、今からとても楽しみになっていることでしょう。

私も、天体を見るのはとっても好きです。

近くに見えるさそり座のアンタレス。明るさや赤さを見比べても面白いですね。というか、こんなときだからこそ見比べられるというものです!

火星とは、ピンクの空と凍て果てた大地

太陽系の中で、一番地球に近い星です。しかも自転は地球とほぼ同じで24時間と37分♪表面が赤い星なので、ローマ神話に登場する戦いの神である『マルス』(英語ではMars(マーズ))の名前がつけられました。でも、通常英語では「Red Planet」ですね。

なぜ赤いのかというと、酸化鉄を含んでいる岩石が火星の表面を覆っているからです。そして、地表には、クレーターや火山、峡谷などがあったり、過去には水が流れたような跡も確認されているんですね。

水があったのなら、もしかして生物も?と思うのは科学者でなくても思ってしまいますよね?

一番近いせいか、昔から火星といえば、想像されるのは、タコのような頭でっかちの火星人ですね。古い映画や小説、コミックなどに登場してました。本当にいるのでしょうか?そんな事を考えながら、今回大接近する(中距離ですが)、火星を見るのもまた楽しいと思います。

その火星の大きさ、直径は、地球の約2分の1、質量は10分の1です。平均気温はマイナス50℃。火星とか火を連想する赤い星とか言われているのに、実は、凍える寒さの小さな惑星なんですね。

でも、ステキな特徴があります。それは、空の色がピンク色であること!

なんとなくロマンを感じてしまいませんか?ピンク色の空ですよ?!凍て果てた大地にたたずみピンクの空を見上げる火星人・・・・絵になる気がします。きっと彼らは温かい(だろう)地下に住んでいて、氷河期の終わりを待っているのかもしれない?・・とか・・想像力がかきたてられるのも、空がピンク色だから?/^^;;;

氷河期から脱しつつある?

Yahooニュース5/26によると、火星は「氷河期から脱しつつある」という米研究からの発表が紹介されてました!ということは、地下に避難した火星人がいずれ地表に出てくる?・・・・な~んていうのは、私個人の創造でしかないので、誤解されないでくださいね。

でも、ロマンがあってもいいですよね?

氷河期から脱出しつつある火星の大接近!(距離的には”中”ですが)、そんなことも考えながら見ても、悪くはないですよね?

下の写真は、火星上で火星の調査をしている、NASAの火星探査機「キュリオシティ」のレプリカ。宇宙博2014に展示されたものですが、そのキュリオシティからの調査報告の分析結果なのでしょう。遠く離れた惑星で、故障もなく動いていることもすごいと思います。

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火星、移住計画

火星への人類移住計画というものもあるんですね。オランダの非営利団体「マーズワン」財団などは、2025年には火星に移住するからと、火星への片道切符の候補者を募集したのだそう。2025年って、あと9年しかないですよ?月を超えて火星まで行けるんでしょうか?

でも、その時約20万人もの応募があったらしいんですね。移住は、現状の宇宙開発状況を見ると、ムリのような気がしますが、もっと先なら分からないですよね?でも、もしも地下に潜った火星人がいたら・・・地球人は侵略者ですか?戦争になったら大変ですよ?(笑)

ま、それも、探査機キュリオシティに続き、もっと人類も火星に下りたって調べるという経緯もたどってからのことになると思いますけどね。

そういえば、映画がありましたね、オデッセイ、火星ひとりぼっち。あれ、見てきました。たった一人でよく頑張れるものだとあのタフな精神には、脱帽です。生きる為の豊富な知識と精神力。すばらしいと思いました。

ということで、人類の移住という壮大な夢を叶えるためにも、次の大接近の年である2018年には、無人探査機を送ることが予定されているのだそうです。その頃、現役で探査活動をしてくれているキュリオシティが寿命を迎えるということなんでしょうか?

いろいろ考えると、今年の火星大接近(くどいようですが、距離的には”中”接近)は、その火星を見ながら、他の大接近の年より、一段といろんなことが想像できて、すごく楽しそうです。

想像しながら火星を見たあとは、夢にまでその想像したことが登場してきたり・・するのかもしれないですね?

映画・オデッセイ、火星ひとりぼっち

※感想はこちらで書きました。

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