変形性膝関節症。NHK今日の健康4/11からの4日間の放送は、変形性ひざ関節症の情報です。ひざ痛を持つ私としては、これを見ずにいられるか!な気持ちで毎回見ています。1回目は変形性膝関節症の説明、2回目は、安静にしているより運動をした方が治るというものでした。
今回は、運動だけでは痛みが治まらない場合もある。その場合は薬を打って痛みを緩和。そして運動をするということでした。薬や装具、あくまで補助なんですね。痛みが治まるまでの。
装具を使って、運動をすることができるか確かめる
サポーター
装具を使って、運動をすることができるか確かめてみる。1つめは、サポーター。でも、薬局で購入できるような簡単なものではなく、すごくゴツイ!しかも、金属が入ってる!!これは完璧補助用ですねー。これならしっかり支えてくれると思います。
足底板
そして2つに紹介されたのが「足底板」。中敷きというのは、靴やさんで足に合わせて作っていただいたことがありますが、これは、本当にしっかり作られているみたいですね。
O脚だった場合など、どうしても外側に体重がかかってしまって、負担がかかりますからね・・・そこを足底板で修正するわけですね。その考えは中敷きと同じなのですけど・・・素材の違い、サポートの質の違いからくる名称の違いでしょうか?
サポーターも足底板も医療機関で作ってもらえるのだそうですね。市販もあるけど、整形外科で作ってもらった方が正確だし、保険も効くからいいということでした。確かに、保険がきいて安く済むのならそちらの方がいいです。・・・待合室で時間をつぶさないといけないことを受け入れれば(笑)
痛みがある場合の薬
外用薬
外用薬には、塗り薬と貼り薬がありますよね。で、塗り薬には、ローションタイプとゲル状タイプ。貼り薬には、シップがあるのもご存じかと思います。
シップは冷感タイプと温感タイプがあるのですが、表面だけで、ひざの内部までにはいかないということでした。また、腫れているときは、温湿布を貼ると余計炎症がひどくなってしまうので、貼らないように、だそうです。
そして、成分の強い、1日2枚までしか貼ってはいけないシップもあるそうですね。シップを貼った部位をお日様に充てたらダメというシップもあるんです。私、一度それを処方していただいたことがありますが、結局、怖くて貼りませんでした。・・夏で薄着だったこともあって。・^-^;;;
外用薬も服薬と同様、指示通りに使いましょうということですね。
薬の種類と副作用
- NSAIDs…胃腸障害、腎障害
- COX-2(選択的阻害薬)…意匠障害は少ないが、腎障害はある
- アセトアミノフェン…肝機能障害
えーっと、なんとなくどれも怖い障害名ばかりですが・・・・出るとしたら、の話として受け止めていいの・・でしょうかねえ?
あくまでも対処療法だから、痛みが引いてきたら止めることとおっしゃってました。ええ、それは当然ですよね?
そして、激しく傷む場合の薬として、オピオイドというお薬があるのだそうです。痛みを脳でブロックするんですね、飲み薬と注射で打つ場合があるということで、その副作用は、ふらつき、悪心、便秘、めまい。・・・副作用のことを聞くと、怖くなってしまいますね。
注射
ひざの水(関節液)を注射で抜き取ってから打つステロイドとヒアルロン酸があります。
ステロイド(いわゆるブロック注射というものでしょうか)の使用は制限されてるようですが、ヒアルロン酸は、週に1回、4~5回打ってもいいのだそうです。効果もヒアルロン酸の方がステロイドより長続きするんですね。
そして、今、研究中のセロトニン・ノルアドレナリン、再取り込み阻害薬というのがあるのだそう。これは、痛みを感じさせない神経伝達物質のことなんですね。つまり、障害が起きていてもその痛みの伝達をごまかしてしまおうということと思っていいんでしょうか?…素人考えですみません。
薬の副作用の時に、注射でも打つことがあると説明のあったオピオイドと比べ、ふらつき、悪心などの副作用も少ないということでした。
ともかく、お薬も装具も、痛みが引いてきたら、やめることも大切、ということですね。装具に頼り切ってしまっては、筋力も衰えてしまいますし、薬でごまかしてばかりというのも、そのうち効かなくなったり、副作用が出そうですから。
一時的に使って、運動やストレッチで、痛みの本元である部位をしっかりさせよう、ということでした。
変形性膝関節症の前の放送もご覧ください。
1回目▼
●変形性ひざ関節症とは?NHKきょうの健康4/11、脂肪がひざを悪くする?
2回目▼
●変形性ひざ関節症、筋トレ「まず自分で動く」NHKきょうの健康4/12
4回目▼