たけしの健康、みんなの家庭の医学3/22では、長引く症状の本当の原因を解明SPということで、原因不明の病名をそれぞれ独自の診察方法で見つけると言うスーパードクターが登場してました。最初は、千枚通しで痛みの元を探る先生でした。
千枚通しで悪いところを見つけ出すドクター
かる~く千枚通しの先で叩いて行って、痛みがどこから来ているのか見つけるのだそうですが、すごいですね。ハンマーで特定できなかったら、細い千枚通し。恐そうですが、お医者様がするんだから安心して任せられますね。
「痛む場所が痛みの原因とは限らない」といことは、よく耳にしますけど、原因がすぐ見つかるとはかぎらないわけなんですね。ということで、腰痛の女性の症状の紹介ドキュメントがありました。
2007年6月、不意にわき腹に痛みが走り、少し経てば治っていた女性。それがだんだん回数が増えてきたことで、診てもらったところ、医師は、慣れない立ち仕事によるストレスからくる便秘と診断。
ところが、どんどん痛みがひどくなるわけです。そして、そんな日々を送っていると、突然、猛烈な痛みに襲われ、救急車で病院へ運ばれたんですね。
そこでの医師の診断は、尿管結石。そのまま検査入院になったのですが、結石はどこにもなく、痛みの原因はわからないまま退院になったのですが、痛みが普通ではないので、自分でいろいろ情報を収集して、診てもらったんですね。
でも、どれほどお腹周りを徹底的に調べても「異常なし」。なすすべがないまま、お腹がかきむしられるような痛みと戦いながら、あちこち行って診てもらうも原因がわからず、最後には「精神的なものだ」と言われて、自分でも諦めかけてしまったこの女性。先生の千枚通し判定で、原因が分かったんですね!
じっくりと問診したあとは、伝家の宝刀、千枚通しでお腹をやさしくつっついていき、痛みの発信も元を特定!そこに走っている神経の源を、先生の脳内メモリにある全身の神経図と照らし合わせて、本当の痛みの元を特定!
それが、なんと脊髄にできた腫瘍だったんです。良性だそうですが、表面がつるつるで動くので、その時神経に触って激痛が走るんだそうです。で、その神経はお腹に繋がっているので、お腹が痛いと女性は訴えていたわけですね。
徹底した問診と、千枚通しと脳内データの神経図とで、どこへ行っても原因がわからなかった病気が判明!すごい名医です!整形外科な内科など診療の垣根を越えたあらゆる痛みに精通。「駆け込み寺」な存在の名医、東北中央病院、病院長の田中靖久先生でした。
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