ためしてガッテン12/9の放送は、ノロウィルス!緊急追跡ノロウイルス 新型対策&予防法SPと題して、「ノロが急増するホントの理由」「最新対策」などをわかりやすく教えてくれていました。ノロと聞くとすぐさま恐い感染病と連想するのではないでしょうか。そのノロウイルスへの対策、予防法がご紹介できるならとまとめてみました。
ノロウイルスは文化病?!
ノロウイルスの原因と一時期ものすごく騒がれていたカキ(牡蠣)。実は、ノロウイルスはカキの体内では増えないのだそう。ノロウイルスが増殖できるのは人間の腸内だけで、実は、海水の汚れを浄化してくれるカキが、下水道処理場から流れてきたノロウイルスを、海水と一緒に取り込んでしまうん結果、カキの中にノロウイルスがいることになってしまったということでしたね。
川の水の場合、ノロウイルスの濃度は水1リットル中、100個~1000個。そして、なんと下水1リットルの中には、10万個のノロウイルスがいるとか!!もうびっくりです!カキは海の汚れを浄化してくれていただけで、原因は人間だったんですね。そして、ウイルスを運ぶシステムになってしまった下水処理場なわけです。なので、これは文化病と言えるでしょうということでした。……うーん、納得です。(イヤな納得ですが)
ノロウイルスをトリモチのようにからみつけて排除!
下水処理場でのそのノロウイルスの濃度を下げよう(ひいては無くそう)と、現在研究中の方法が、腸内細菌SENG-6という最近なのだそう。これは、ノロウイルスを吸着してくれるということでしたね。なので、この方法を研究して、海をきれいにしてカキを救おう!と北海道大学の佐野洵教授はおっしゃっておられましたね。
ノロウイルスを吸着した状態の腸内細菌↓↓↓
渋柿のタンニン登場~!
99%以上小腸の壁からのノロウイルスの侵入を防ぐものというのが、なんと身近にある渋柿のタンニンでした!なんと、実験ではノロウイルス同志が固まって塊になってコンクリート詰めにされている様子が確認されたそうなんです。こ、これは、絶対家でもしないとですよね!!渋柿・・・スーパーにあるでしょうか?(売り切れてたり?)
作り方
- 渋柿(但し、完熟していないもの)を5分間熱湯で煮る
- 皮ごとすりおろす
- その渋柿の汁を消毒用アルコール(※薬局で売ってる)で3倍に薄める
で、霧吹きに入れて、手などに吹きかける、ということでしたね。柿の汁なのでべたつくかな?と思ったのですが、べたつかないと言ってましたね。
渋柿が手に入らないときは、ホームセンターなどで売っている「渋柿(無臭)」というものを買ってきて、それを消毒用アルコールで10倍に薄めればよいとのことでした。
そして、家庭でできるノロウイルス対策のまとめはこちら↓↓↓で。
●ためしてガッテン12/9、家庭でできるノロウイルス対策のまとめ、感染率を下げる食品
放送の最初からはこちら↓↓↓です。
●ためしてガッテン12/9、緊急追跡ノロウイルス 新型対策&予防法