私とコーヒーとの出会い…それは、今からン十年前(笑)の中学生時代、大人の味だと思ったコーヒーとの出会いがあった。
その頃は今のようにコンビニどころかスーパーというのもなかった時代で、子供の手にすぐ届くようなところにはなかった記憶がある。
私が住んでいたところが田舎だからなのかもしれないが。
それは、一種子供にとってあこがれのぜいたく品で、中学生がほいほいと飲めるものではなく、確かお歳暮でいただいたコーヒーセットを飲ませてもらったのだと記憶している。
もちろん、インスタントコーヒーである。rnrn「試験前夜の眠気覚ましにいいらしい」それを口実にして箱ごと親からもらったのか、あるいは親はさほどコーヒーが美味しいと感じず、飲むならあげるといった感じで私の手に入ったのかは、残念ながら記憶がない。
記事を書き始めて思い出したのだが、コーヒーと一緒に入っていた薔薇の形の紅白(厳密にはピンクと白)の砂糖が今でも鮮明に浮かび上がってくる。しかも結構大きかった記憶がある
勉強は嫌いだったが、コーヒーを飲むのは大好きになり、おかげですっかり耐性ができてしまって高校生位になった時には、コーヒーを飲むと返って眠くなる、というような事になっていた。
2階に部屋がある車庫が出来てからその2階の1部屋をもらい、家族に騒音の気兼ねなく、コーヒーを机の片隅に置き、深夜ラジオを聞きつつ試験勉強をしていたこともあった。などということをこの記事を書きはじめて思い出し、若かりし日のことが懐かしく思っている自分に気付けば、つくづく歳をとったものだと再認識した(苦笑)
ちなみに画像は今のコーヒーセットのものなので、昔私が飲んだものとは違っている。